IoT/組込機器向け各種製品の企画開発・キッティング など
アイ・アイス株式会社 ( Abideal I.C.E. JP. Co., Ltd. )

創業背景

 

近年、企業での IT 活用は、どのような業種においても、もはや当たり前の事となりました。

IoT や AI 、産業ロボットによる第四次産業革命という概念も提唱され、
近い将来、人間が行う仕事が大きく変わってしまうと言われています。

現在、徐々にではありますが、その普及が始まりつつあり、
我が国でも、様々なクラウドサービスやデータ解析サービスなどが、
続々と誕生しているというニュースを頻繁に耳にする様になりました。

しかし、その一方で、我が国のものづくりの力は、衰退の危機に瀕しているとも聞きます。

何故、その様な事になったのでしょう?

様々な要因が重なっての事なので、簡単に説明する事は難しいのですが、
国内大手の垂直統合体制の崩壊後、業界再編失敗による規模縮小により、
技術優位性が低下した事が、まず挙げられると思います。

また、諸外国で主流となった水平分業の考え方を基として、
世界規模を背景に、高機能・高性能でありながら、
低価格な製品やサービス群が普及したことも原因と考えられそうです。

 

 

IoT 社会の実現とは、人間よりも大量のデバイスが、あらゆる物に搭載される世界の到来です。

これは、見逃せない一大商機ですが、日本人が、 IoT や AI に関わるデバイスをものづくりで支える事は難しいのでしょうか?

私達は、そうは考えません。

日本のもの作りが大切にしてきた、品質管理や長期安定供給と言う考え方が、
IoT社会の実現には、大きな魅力になるはずだと考えます。

実際に、私達の出身メーカーでの業務上では、ハードウェア関連会社の技術者・企画者から、

「海外のデバイスでは、不良率のコントロールが出来ない。長期安定稼働が難しい。」

「海外製品の改版対応などに追われてしまい、製品の積極展開が行えず新製品開発が間に合わない。」

…と言った、お困りの声を、内外で多数、耳に致しました。

しかし、その一方で、国内の IoT/AI 関連会社の技術者・企画者からは、

「海外のデバイスの方が開発しやすいし安い。国内のデバイスは高いのに使いにくい。」

…と言った、ネガティブな評価を多く耳にしています。
何故、この様な矛盾する状況に至ってしまったのでしょうか?

恐らくそれは、我が国で、今、勢いのある若い企業にはソフトウェア技術の会社が多く、誠に残念な事に、意欲と技術の素養の有る人材が、ハードウェア技術の道に進む事が、少なくなりつつあるからでは無いでしょうか。

現実に、ハードウェア関連企業と技術者の高齢化が明らかに進んでいるのが実情の様です。

そのため、我が国の業界内では、IoT/AI に役立つ安定した製品を提供する為の、少量から量産までをカバーする、充分なエコシステムが、まだまだ構築出来ていないと考えます。

ものづくりの視点で眺めてみると、現在の IoT/AI 界隈の華々しい発表の陰で、実際には、大手企業の実証実験向けで、老舗企業による高価な製品を核とした巨大プロジェクトが目立ち、実際に普及を目指す、勢いのあるベンチャーが、商用化に使うハードウェアに悩んでしまうと言う、一種、歪とも言える様な構造になってしまっている気がしてなりません。

 

 

私達は、技術企画会社として、創業メンバーは、それぞれの職種において、
日本のニーズを充分に理解出来る経験を持った人間が集まりました。

国内家電メーカー・PC周辺機器メーカーにて、いち早く主力を海外生産に移行しながらも、デザイン性や機能性などで高付加価値製品を実現した、製品企画と品質管理の経験者

 組み込み基板・IoT ゲートウェイメーカーにて、FAや医療介護、ビル設備などの、高い品質を求められるユーザー様の案件を数多く担当した営業の経験者

産学連携・自治体連携プロジェクトにて、OpenData や CivicTech の推進経験や、技術系学生向けコワーキング運営の経験を持ったマーケッター

 国内家電メーカーにて、パッケージや印刷物、様々な業種で店舗演出を経験したデザイナー

日本の製造業の仕組みだけではなく、海外の良いところも生かしながら、
使いやすい品質とコストの両立を実現して、
我が国の IoT/AI の普及に貢献したいと考えております。

そこで、空路・海路へのアクセスが良好で、
海外文化の先取の歴史を誇りとする、
この横浜の地にて、このタイミングでの創業を決意した次第です。

以上、大言壮語を書かせて頂きましたが、
私達は、始まったばかりの小さな小さな会社です。
ステークホルダーの皆様におかれましては、理想実現と永続のために、
ご指導、ご鞭撻を頂きたく、何卒、宜しくお願い致します。

 

平成29年 ( 西暦2017年 ) 7月28日 金曜日